Category : マーケット情報

4日前

日経平均は続落、電子部品関連中心に戻り鈍い

 日経平均は続落。26.35円安の21784.17円(出来高概算6億7370万株)で前場の取引を終えた。前日の米国市場におけるシカゴ日経225先物清算値は大阪比10円高の21770円、円相場は1ドル113円80銭近辺にて推移するなか、本日の日経平均は朝方は買いが先行し、直後に100円を超える上昇もみられた。前日の米国市場でナスダックがいったん下げ止まったことを受け、東京市場でも前日に売り込まれた電子部品関連銘柄中心に買い戻しの動きがみられた。11時に発表された中国の小売売上高が市場予想を下回ったことから、同国の内需減速懸念が高まり、日経平均も前引けにかけてマイナスに転じた。

 東証1部の値下がり銘柄数は1278銘柄となっており、全体の60%程度を占めた。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテイリングやリクルートホールディングスなどが指数を押し下げた。セクターでは、継続する原油安を受け、石油石炭製品、鉱業がさえない一方で、空運業、電気・ガス業などは堅調であった。

 トランプ政権が輸入自動車関税を当面見送るとの報道が伝わり、自動車及び同部品関連は底堅い動きをみせている。目先の下支え要因として意識されるとはいえ、長期的な戻りは見込みにくく、物色の広がりは限定的である。また、足元で「iPhone」の需要後退に対する懸念がくすぶるアップルの動向などを背景に米ハイテク株による軟調推移が目立つなか、市場では、ヘッジファンドによるナスダック先物のショートが話題となっている。前日にナスダック総合指数がいったん下げ止まったことから、本日の東京市場では、TDKや村田製作所などといった前日までに売り込まれていた電子部品関連銘柄中心に買い戻しが入っている。しかし、これらの銘柄も前日の急落分でさえ埋めるには至らず、本格的なリバウンドには時間を要しよう。

 不透明な外部環境が続くなか、物色としては内需・ディフェンシブ系や原油安を受けた空運業などに傾きやすいだろう。他方、好業績銘柄の目立つマザーズ市場では、個別物色も活況であり、個人投資家中心の短期資金はこちらへと向かう展開が意識される。

(雲宮 祥士)
<AK>

2週間前

日経平均は大幅続伸、米中間選挙の速報受け荒い値動き

 日経平均は大幅続伸。272.87円高の22420.62円(出来高概算7億7000万株)で前場の取引を終えている。

 6日の米株式市場ではNYダウが173ドル高と続伸し、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も3日ぶりに反発した。中国高官がトランプ米政権との協議継続を表明し、米中貿易摩擦の解消に向けた期待から買いが先行。一方で6日投開票の米中間選挙の結果を見極めたいとの思惑も強かった。朝方の為替相場は1ドル=113.40円近辺と円安推移しており、本日の日経平均もこうした流れを好感して41円高からスタートすると、上げ幅を3ケタに広げた。ただ、その後は米中間選挙の結果速報を睨みながらの荒い値動きとなり、10時前に一時マイナス圏まで急落すると、与党・共和党善戦との見方から円安・ドル高が急ピッチで進んだため300円近い上昇となる場面もあった。

 個別では、日経平均寄与度の大きいファーストリテが4%高で前場を折り返したほか、ソフトバンクG、任天堂、トヨタ自、キーエンスなどが堅調。堅調決算とともに中期計画や株主還元が評価されたNTTは6%近く上昇し、東海カーボも上げが目立った。決算発表の横河電、テンセントゲームズとの提携を発表したディーエヌエーなどは急伸し、A&Dはストップ高水準まで買われた。一方、上期決算が市場予想を下回ったダイキン工は4%超の下落。JT、資生堂、NTTドコモなどは小安い。また、りらいあなどが東証1部下落率上位に顔を出した。セクターでは、海運業、ガラス・土石製品、情報・通信業などが上昇率上位。半面、水産・農林業や石油・石炭製品など5業種が下落した。

 米中間選挙の結果速報を受けて日経平均は荒い値動きとなっている。米メディアの報道で共和党候補の勝利が伝わると、ドル・円が一時1ドル=113.80円台まで急伸。これにつれて日経平均も22400円台まで上昇する場面があった。しかし、一部メディアは野党・民主党が下院で過半数を奪還するとの見通しを報じ始めており、なお予断を許さない状況と言える。選挙通過後の株高に期待する向きも多いが、ここ数日で織り込む動きが見られたため、短期的には反動に注意する必要もあるだろう。

 市場全体の乱高下をよそに、NTT、横河電など決算や株主還元を個別に評価する動きは続いている。前日の取引時間中に決算発表したトヨタ自についても評価する向きが多いようだ。来週半ばにかけてまだ多くの決算発表が予定されており、好業績株を丁寧に拾っていくように心掛けたい。
(小林大純)
<AK>

2週間前

JASDAQ平均は小幅続伸



JASDAQ平均 3596.82 +2.92/出来高 8459万株/売買代金 591億円
J-Stock Index 3114.01 -13.99


 本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均は小幅続伸し、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはともに5日ぶりに小反落した。値上がり銘柄数は327(スタンダード304、グロース23)、値下がり銘柄数は277(スタンダード266、グロース11)、変わらずは58(スタンダード57、グロース1)。
 本日の市場は、米国株安を受けて日経平均は大幅に反落したことから、新興市場にも戻り待ちの売りが散見されていた。ただ、先月中旬から大幅に下落していただけに、値ごろ感から買い戻しや時価総額の大きな銘柄や好決算銘柄、テーマ株を中心に買いが先行し、ジャスダック平均は小幅に続伸した。ただ、6日の米中間選挙を控え、全般は様子見ムードが強まっており、小幅なレンジ内でのもみ合いに終始していた。
 個別では、セキュリティ関連として物色人気を集めたBBSecが前週末比500円
(+20.01%)高の2999円、ハイパーは前週末比78円(+14.10%)高の631円と大幅に続伸した。また、業績予想を上方修正したYKTが前週末比80円(+19.90%)高の482円、前週末ストップ高を演じた流れを引き継いだ日本テレホンも前週末比100円
(+15.48%)高の746円とともにストップ高まで買われ、1対3の株式分割を実施すると発表したエヌアイデイは前週末比415円(+10.70%)高の4295円と大幅に上昇した。このほか、ヒューマンHD、五洋インテ、高見サイ、テラなどが値上がり率上位にランクインした。
 一方、連騰に対する警戒感から利食い売りが優勢となったMTジェネックスは前週末比2600円(-13.20%)安の17100円と5日ぶりに反落し、5日線を下回ったオプトエレクトが前週末比145円(-10.39%)安の1250円と続落した。また、明日の決算発表前に手仕舞い売りが出たフルヤ金属が前週末比680円(-9.80%)安の6260円と下押し、業績予想を下方修正したシダーが前週末比16円(-5.86%)安の257円と反落した。
このほか、プリントネット、トレードワークスなどが値下がり率上位になった。
 JASDAQ-TOP20では、ハーモニック、メイコー、フェローテクなどが下落した。




・値上がり率上位10傑
 |コード|銘柄          |  現値| 前日比|   前比率|
1| 4398|BBSEC      |  2999|   500|  

2週間前

マザーズ指数は3日ぶり反落、急ピッチの上昇受けた反動安、VALUENEXが急落

 本日のマザーズ指数は3日ぶりに反落となり、前日比7.97pt安(下落率0.88%)の899.59ptで取引を終えた。前日の米国株上昇や為替の円高推移などの強弱材料が入り混じるなか、朝方のマザーズ指数は前日比横ばいの動きが先行した。堅調なアジア株式市場のスタートなど堅調な外部環境を受けて、前場なか頃にはマザーズ銘柄に対しても個人投資家による押し目買いの動きがみられた。しかし、週末にかけて米国雇用統計をはじめとした海外における重要な経済指標発表や米アップルの決算も控え、日経平均が後場にかけて下げ幅を広げるなか、直近の急ピッチの上昇をみせたマザーズ市場にも利益確定の動きが出る格好となった。なお、売買代金は概算で781.04億円。騰落数は、値上がり88銘柄、値下がり175銘柄、変わらず3銘柄となった。
 値下がり率上位銘柄では、VALUENEXが18%安となったほか、ユナイテッド、ソウルドアウト、SKIYAKIが2ケタ下落に。売買代金上位では、フィンテックグローバル、農業総合研究所、イーソル、JIAが軟調。一方で、ALBERT、チームスピリット、ロコンドは堅調。
<FA>

3週間前

マザーズ指数は6日ぶり大幅反発、買い戻しの動き強まる、IPOのVALUENEXの初値は2.3倍

 本日のマザーズ指数は6日ぶり大幅反発となった。前日の米国市場におけるNYダウ下落等を背景に、朝方のマザーズ市場にも売りが先行した。しかし、日経平均が寄付直後にプラスへ転じた流れから、マザーズ銘柄全般にも買い戻しの動きが強まった。また、為替相場における円安進行や中国株上昇も個人投資家のセンチメント好転に寄与し、大引けにかけてマザーズ指数は上げ幅を広げる展開となった。なお、売買代金は概算で871.92億円。騰落数は、値上がり213銘柄、値下がり51銘柄、変わらず3銘柄となった。
 値上がり率上位では、農業総合研究所がストップ高となったほか、リボミックやAimingが大幅高に。売買代上位銘柄では、トヨタや東京海上日動の業務提携でビッグデータやAIアルゴリズムの技術支援を発表したALBERTのほか、フィンテックグローバル、メルカリ、イーソル、サインポスト、UUUM、サンバイオが上昇。
 なお、本日マザーズ市場に上場したVALUENEXの初値は公開価格の約2.3倍となる4300円となった。
<SK>

4週間前

マザーズ指数は大幅反落、8割を超える銘柄が下落、IPOリーガル不動産の初値は1972円

 本日のマザーズ指数は大幅反落となった。サウジアラビアを巡る地政学リスクへの警戒感がくすぶるなか、国内外の決算発表シーズンによる手掛けづらさが意識されるなか、東京市場全般に売りが先行した。外部環境の悪化により、資金の逃げ足は速くなり、時価総額上位銘柄や直近IPO銘柄などの下げ幅が目立ったマザーズ市場は8割を超える銘柄が下落した。前週末19日から引き続き960pt近辺では、個人投資家による下値押し目拾いの動きはみられたものの、全体を押し上げるには至らなかった。なお、売買代金は概算で824.34億円。騰落数は、値上がり40銘柄、値下がり224銘柄、変わらず4銘柄となった。
 値下がり率上位では、プロレド・パートナーズが15%安となったほか、ギフトやALBERTが2ケタを超える下落となった。売買代金上位では、イーソル、サンバイオ、メルカリ、ホットリンクなどが軟調。一方で、フィンテックグローバル、ブリッジインターナショナル、ダブルスタンダード、チームスピリットは堅調。なお、本日マザーズ市場に上場したリーガル不動産の初値は公開価格を42.9%上回る1972円となり、初値形成時の出来高は69万4900株だった。
<SK>

4週間前

JASDAQ平均は4日ぶりに反落、外部環境の悪化を背景に利食い先行



JASDAQ平均 3748.35 -15.71/出来高 1億2553万株/売買代金 642億円
J-Stock Index 3102.90 -24.48


 本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20はともに4日ぶりに反落し、J-Stock Indexは続落した。値上がり銘柄数は232(スタンダード219、グロース13)、値下がり銘柄数は373(スタンダード354、グロース19)、変わらずは54(スタンダード50、グロース4)。
 本日の市場は、18日の米国株の下落を映して、日経平均も大幅に続落したことから、個人投資家のマインドも悪化し、ジャスダック市場にも売りが波及した。また、中国国家統計局が19日発表した7-9月期のGDP(国内総生産)は前年同期比6.5%増となり、市場予想
(6.6%増)をやや下回る結果となった。市場では「米中貿易摩擦の激化による中国景気の悪化懸念も想定されていたとはいえ、ネガティブに作用した」との指摘も聞かれ、買い見送りムードにつながった。好業績株やテーマ銘柄などには投資資金の流入が続いており、小幅な下落に留まった。
 個別では、前日に上場したプリントネットに利食い売りの動きがみられたほか、第2四半期の受注高が大幅に減少したハーモニックが大幅安となった。そのほか、五洋インテ、国際チャート、幸和製作所などが値下がり率上位に並んだ。一方、キャッシュレス決済関連として人気が継続している高見サイがストップ高水準まで買われたほか、19年3月期第2四半期の営業利益148.9%増となった丸八証券などにも関心が向かった。本日JASDAQ市場に上場したディ・アイ・システムは買い気配を切り上げて終了し、初値持ち越しとなった。
 JASDAC-TOP20では、セリア、ユニバーサル、メイコー、フェローテクなどが下落した。




・値上がり率上位10傑
 |コード|銘柄          |  現値| 前日比|   前比率|
1| 6424|高見サイ       |  1431|   300|  

4週間前

JASDAQ平均は4日ぶりに反落、外部環境の悪化を背景に利食い先行



JASDAQ平均 3748.35 -15.71/出来高 1億2553万株/売買代金 642億円
J-Stock Index 3102.90 -24.48


 本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20はともに4日ぶりに反落し、J-Stock Indexは続落した。値上がり銘柄数は232(スタンダード219、グロース13)、値下がり銘柄数は373(スタンダード354、グロース19)、変わらずは54(スタンダード50、グロース4)。
 本日の市場は、18日の米国株の下落を映して、日経平均も大幅に続落したことから、個人投資家のマインドも悪化し、ジャスダック市場にも売りが波及した。また、中国国家統計局が19日発表した7-9月期のGDP(国内総生産)は前年同期比6.5%増となり、市場予想
(6.6%増)をやや下回る結果となった。市場では「米中貿易摩擦の激化による中国景気の悪化懸念も想定されていたとはいえ、ネガティブに作用した」との指摘も聞かれ、買い見送りムードにつながった。好業績株やテーマ銘柄などには投資資金の流入が続いており、小幅な下落に留まった。
 個別では、前日に上場したプリントネットに利食い売りの動きがみられたほか、第2四半期の受注高が大幅に減少したハーモニックが大幅安となった。そのほか、五洋インテ、国際チャート、幸和製作所などが値下がり率上位に並んだ。一方、キャッシュレス決済関連として人気が継続している高見サイがストップ高水準まで買われたほか、19年3月期第2四半期の営業利益148.9%増となった丸八証券などにも関心が向かった。本日JASDAQ市場に上場したディ・アイ・システムは買い気配を切り上げて終了し、初値持ち越しとなった。
 JASDAC-TOP20では、セリア、ユニバーサル、メイコー、フェローテクなどが下落した。




・値上がり率上位10傑
 |コード|銘柄          |  現値| 前日比|   前比率|
1| 6424|高見サイ       |  1431|   300|  

1か月前

マザーズ指数は3日ぶり反落、中国株下落などがセンチメントに影響、ALBERTは急伸

 本日のマザーズ指数は3日ぶり反落となった。買い先行となった日経平均が寄付直後にマイナスに転じるなか、値動きの軽い中小型株へと物色が向かいやすい地合いとなり、マザーズ指数は朝方に節目の1000ptを回復する場面があった。しかし、対ドルで人民元が弱含んだ中国で上海総合指数が弱含むなか、個人投資家のセンチメントにも影響した。これを受けて、マザーズ市場は上値の重い展開となり、その後の指数は前日終値水準でのもみ合いが続いた。なお、売買代金は概算で820.28億円。騰落数は、値上がり99銘柄、値下がり160銘柄、変わらず8銘柄となった。
 値上がり率上位では、国内証券による新規カバレッジ付与の伝わったRPAホールディングスのほか、メディネットやマネーフォワードが大幅高。売買代金上位では、18年12月期の営業利益予想を上方修正したALBERTのほか、エクストリーム、サインポストが上昇。一方で、イーソル、and factory、そーせいは軟調。
<SK>

1か月前

マザーズ指数は大幅続伸、外部環境好転で買い戻し、イーソルがストップ高

 本日のマザーズ指数は大幅続伸となった。16日の米国株の大幅高や為替相場における円安進行の流れを背景にマザーズ銘柄にも朝方から買い戻しの動きが先行し、指数インパクトの大きい銘柄や個別材料株中心に関心が向かった。その後、日経平均が買い戻し一巡後に伸び悩むと、マザーズ指数の上値も重くなり、高値圏でのこう着が続く格好になった。
なお、売買代金は概算で831.74億円。騰落数は、値上がり221銘柄、値下がり38銘柄、変わらず7銘柄となった。
 値上がり率上位では、バリューデザインやイーソルが一時ストップ高水準まで買われたほか、バーチャレクス・ホールディングスやキャンディルなども大幅高に。売買代金上位では、AI(人工知能)無人決済システム「スーパーワンダーレジ」の実証実験店舗がJR赤羽駅(東京)にオープンしたと発表したサインポストのほか、UUUM、ALBERTが上昇。一方で、CRGホールディングス、そーせい
、RPAホールディングスは軟調。
<SK>

1か月前

日経平均は大幅に4日続落、中国市場の動向とともに企業決算に注目

 日経平均は大幅に4日続落。218.81円安の23564.91円(出来高概算7億6000万株)で前場の取引を終えている。

 米NYダウは5日、9月雇用統計を受けた長期金利の上昇を嫌気して180ドル安と続落。週明け8日には39ドル高と3日ぶりに小幅反発したものの、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は3日続落した。また、大型連休明けの中国・上海総合指数が急落したことからリスク回避の動きが広がり、為替市場では円相場が一時1ドル=112円台まで上昇。3連休明けの東京市場でも外部環境の不安定感を嫌気した売りが先行し、日経平均は233円安からスタートした。東京証券取引所の一部でシステム障害が発生したことに加え、中国株の動向を見極めたいとの思惑もあり、寄り付き後の日経平均はじりじりと下げ幅を広げ、23442.86円
(340.86円安)まで下落する場面があった。しかし、上海総合指数の反発を受けて前引けにかけてやや下げ渋った。

 個別では、任天堂、ソフトバンクG、トヨタ自、キーエンス
などが軟調。東エレクが4%超安となるなど半導体関連株の下げが目立ち、SUMCOは7%安となった。ゆうちょ銀行が一部住宅ローンの仲介を停止すると伝わった、スルガ銀も7%超下落した。一方、ファーストリテ、ソニー、日本郵政などはしっかり。ユニファミマは今上期の業績修正を好感した買いが続き、4%超高と大幅続伸した。また、好業績のシステムインテや大有機化が東証1部上昇率上位に顔を出した。セクターでは、鉱業、輸送用機器、電気機器などが下落率上位で、その他も全般軟調。上昇したのは不動産業、陸運業、建設業の3業種のみだった。

 米中貿易摩擦に対する警戒感が高まり、日本の3連休中に上海総合指数が急落したことから、目先は同指数や人民元相場睨みの神経質な相場展開となりそうだ。ただ、日経平均は2日に付けた取引時間中の年初来高値(24448.07円)から本日の安値までの下落幅がおよそ1000円に達している。25日移動平均線からのかい離も急速に縮まり、上海総合指数が落ち着きを見せれば徐々に押し目買いの動きも出てくるだろう。

 なお、今週はJフロント(9日)、イオン(10日)、7&iHD、ユニファミマ、ファーストリテ(以上11日)、高島屋(12日)と小売大手の決算発表がピークを迎える。ただ、ユニファミマは業績修正を発表済みで、イオンや7&iHDなどは事前の観測報道が伝わっているため、堅調な業績は織り込み済みと考えておいた方がよいだろう。相場の先行きを占ううえで注目されるのが10日の安川電となる。短期的に輸出株の見直し機運が高まるか、あるいは中国経済の減速懸念が一段と強まるかの分かれ目となる可能性がある。
(小林大純)
<AK>

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